事例14


 <詐欺の手口>

 被害者のスマホに親しげなメールが届き,知人かと思いこれに返信すると,自称俳優の卵を名乗る人物から,「アドレスを間違った」「これを機会にメール交換してもらえないか」と持ちかけられ,やり取りが始まった。

 そのうち,俳優の卵のマネージャーを名乗る人物からもメールが届くようになり,「所定の手続きを踏めば,俳優の卵の電話番号を教える」「俳優の卵と直接会うことができる」などと被害者をだまし,メール交換を続けるために,被害者は,電子マネーによりサイトのポイント購入を繰り返した。

 被害者は約300万円の損害を受けた。